パリで子育て&フォトグラファーとして活動中30代女の可哀想な日常。日仏アフリカンハーフ(ブラジアン)の男子2人にてんやわんや。

「パリのアフリカ」 シャトールージュに生きる

ここはパリ、間違いなくパリ。

でもこの黒人の群れは一体......

 

最初にこの「シャトールージュ」に降り立った日本人なら

必ず「恐怖」を覚えるでしょう。

 

「シャトールージュ」それはパリ メトロ4番線の北部に当たる

パリ18区にあるメトロの駅。

地図上で見ると、モンマルトルのサクレクール寺院に近いので

『ここで降りて、サクレクールまで歩いてみよ♪』

という無知から、この混沌とした「パリのアフリカ」にたどり着いた日本人は

あなただけではないハズ!

 

そう、ここはパリ18区のアツい(いろんな意味で)エリア、

パリの黒人街でございます。

メトロから地上に出ると、なんか黒人のお兄さんたちが

黒人の女性に声をかけてる(ちなみに私は無視)。

これは黒人の美容室の客引き!

それからアラブ人らしき人が小さな紙切れを配っている(これは私にもくれる)。

多分だけど、これは便利屋さんの広告。

そして道端で焼きとうもろこしや、謎の野菜(ナスのようなムラサキ色してる)とか

謎の植物(多分、食べる用だろうけどわかんない)を売ってる人たち。

というか、その前に人が多すぎて前に進めない〜

 

パリに観光で来て、何も知らずにこのエリアに

たどり着いてしまったら涙が出るほど怖いと思うかも。

 

そんなところに私は8年前より住んでおります。

「住めば都」そんな言葉もありますね。

残念ながら8年経っても、決して都とは思えませんが

こういう世界もあるというのを知っておくのは

フランス、パリに住む上でとっても大事なことだと思うのです。

 

「みんな〜、どうしてそう汚くしちゃうかな〜」と思うのです。

とうもろこし食べて、どうして道に捨てるかな。。。

昼から酒飲んで、どうして道路に寝ちゃうかな。。

でもそういうのが別におかしくないという

そういう国がオリジンの人たちが、た〜くさん住んでいる

それがこの「パリ」なのです。

 

フランス人ってみんな白人で目が青くて、髪が金髪でって

思っていませんか?←っていうかこういうフランス人は逆に珍しいかも。

 

まぁそんな感じでリアルな美しくないパリライフを

ここに綴って行きたいと思います〜。

 

シャトールージュをボロクソに書いてしまいましたが

最近は、おしゃれなお店もチラホラできて来て

数年後にはホットなエリアになること間違いなし。

マレ地区?イヤイヤ、今はシャトールージュでしょ。

と言える日が来るでしょうか?

 

次はこの「パリのアフリカ」シャトールージュをさらに掘り下げます。