パリで子育て&フォトグラファーとして活動中30代女の可哀想な日常。日仏アフリカンハーフ(ブラジアン)の男子2人にてんやわんや。

日本人と黒人のハーフ

子供が生まれる前、何回これ検索したかな。

「日本人と黒人のハーフ」

 

私は純100%日本人

旦那はフレンチアフリカン(正確にはコンゴと赤道ギネアのミックス)。

つまり見た目は早い話が「黒人」。

 

そんな2人から生まれる子どもって

ど〜んな顔してるんだろ、って。

 

話はそれるけど、なんで「黒人」っていうと

ちょっと失礼な感じになるのかな、「黒人さん」って言いたくなる。

でも「白人さん」とは決して言わないから

そういう意味でここはあえて「黒人」と書いておく。

 

そう、そういうことでうちの息子たちは

日本とフランスのハーフなんだけど

いわゆるその言葉のイメージとはちょっと違う顔をしている。

 

長男が生まれる前は全くイメージできなかった、この人の顔。

今は可愛くて仕方がない、この人の顔。

そしてその弟はどんな顔?と思っていたら

また少し違った顔!

面白いですね〜。

 

長男→目はアジア人(私)髪の毛は細かいクルクル

肌の色は中間かな。

次男→目はアジアだけど長男とちょっと違う、、、長男よりも目が大きくて

大きな二重なんだけど、睨んだら私とおんなじ腫れぼったい目になる。

髪の毛はまだこれから変わるだろうけど、フワフワクルクル。

肌の色は長男と同じく、中間。

 

たまに日本から来るツーリストの方とお仕事するときに雑談になり

主人がフランス人なんです、とお伝えすると

急に声色を変えて

「え〜!そうなんですか〜!羨ましい〜!

お子さん、おメメ青いんですか〜?かわいいでしょうね〜!」

とおっしゃる方がいる。

そんなときに説明するのが、とってもこまります。

説明したいんです。フランス人って白人だけじゃないんだよ〜って。

でもね、話すと長〜くなるので、そこはご本人の想像を壊さずに

やんわりと相槌を打って場をしのぎます。。。

 

生まれる前に、昔の会社の先輩と話をしていて(40代男性、子持ちの方)

「あ〜私に似て目がアジアで、さらに旦那に似て髪がクルクルだったらどんなだろ〜。せめて目は私に似ないで大きな二重がいいな〜。」

と言ったら、その人は呆れてたけど最後に

「ま〜、どんなんでも、かわいいよ。」

って言ったのをすごく覚えていて。

 

なんか愛がこもった言葉だったなぁって今もずっと覚えているんです。

本人は覚えていないでしょうけど。

 

ところで、最近知ったのですが

うちの子たちのような

『アフリカン』+『アジアン』

のミックスの子たちのことを

『Blasian』(Black + Asianの造語。ブラジアン)

というそうです。気になった方は #Blasian で検索を。

 

さて、そろそろそんな男子たちをお迎えに行く時間。

今度はフランスの学校のことについて書こうかな。